テンヤの引きつり

久しぶり今日のお題は「テンヤの引きつり」です。

どじょうやきびなごの生餌を、テンヤという針に巻き付けて

タチウオを釣り上げるやり方で

同じ生餌を使ったウキ釣りと違って、絶えず餌を動かして誘いますので

タチウオが喰ってくる確率が一番高い釣り方です。

だから、誰でも簡単にタチウオが釣れてしまいます。

初心者でも簡単にそこそこの数が釣れてしまうから、

そこに向上心は生まれません。

ただ釣れればよいという人はそれで良いかもしれませんが

これから釣りというゲームを楽しもうと思っている人が、

テンヤから始めると伸びしろがなくなってしまいます。

だから私はある程度、ルアー等で切磋琢磨してきた人にはテンヤを勧めますが

何も経験値のない引き出しもない人にテンヤを教えると

その人はそこで終わってしまいますので

だから軽々しくも誰でもとはテンヤをお勧めしません。

今まで釣れなかった人が突然テンヤで釣れだすのだから

これが自分の力量だと勘違いしてしまうのですね。

でも、アジングしてみればすぐに判ります。

釣れなくてもうお手上げ状態になります。

テンヤで千本釣ったって、タチウオが居て毎日通えば誰でも達成できます。

２０１４年１４４５本釣った時はワインドでの釣果でした。

これが私にとって本当の千本釣果です。

だから、今の若い方に伝えたいのは、テンヤは歳とってやればいいので

それまでは思いっきりルアーなどで喰わせのアプローチを勉強して

経験値をあげてくださいってことです。

そうすれば他の魚種にも対応できるようになりますから。

私もそうしてきましたから。

決して、タチウオを沢山釣る人が上手い人ではなく

どれだけいかなる場面でも、答えにたどり着くアプローチを持ってるかです。

とてもイージーなタチウオ釣りですが

そこはこだわりを持って楽しんでいきましょう。

　　

タチウオハンター風来坊

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