春タチウオ数釣りの攻め方&釣り方~アベレージは指4本!!~
昨年の12月から全く姿を見せなくなったタチウオ、
沖の船釣りでは今もドラゴン級のタチウオが爆釣してるのですが
丘っぱりからは釣果が出ない日々が続いています。
さて、今年の春タチウオですが
例年早い時期で3月には大きな群れが入ってきます。
恒例の春タチウオ千本柱です。
指4本以上のタチウオが数釣りできるシーズンとなるのですが
ここ数年の不漁の状況から今年もどうなるかは判りません。
それでも群れの大小はあるにしても釣れる事は間違いありませんので
この春タチウオの攻め方及び釣り方をご紹介しましょう。
春タチウオは殆どが産卵の為に接岸する固体です。
雌の群れに雄の群れが一緒に来ますのでそれは大きな群れとして
河川に入り込むのですが産卵前は殆ど口を使いません。
産卵後のアフターが勝負となります。
アベレージが指4本サイズの数釣りが楽しめます。
で、
攻め方なのですが、速い動きのワインドでは全く歯が立ちません。
ルアーなら直線的な動きのバイブレーションを使った方が釣果が出ます。
それでも2~3本獲れれば良い方で
たくさん居るのに釣れないと言うジレンマに陥ります。
究極の技、きびなごにケミホタルを挿入(笑)
やはり春タチウオの数釣りには餌釣りが最適で
キビナゴを使った引き釣りや
キビナゴをルアーのように動かして釣るきびなごルアーなどが
これまで実践して釣果を出しています。
指4本を超えると顔つきが変わってきます。
浮き釣りの場合も釣果が出るのですが、
頻繁に誘いをかけないと喰ってきませんね。
それでも後半になってくるとこのキビナゴを使った餌釣りにも反応しなくなります。
毎日タチウオの横断歩道ができるのが春タチウオです。
アフターの産卵の終えた雌のタチウオは体力を回復させ
外海に帰っていきますがその場所にベイトが居れば
雄のタチウオが暫くは留まります。
この雄のタチウオがこのまま梅雨タチウオとなって
居付きのタチウオとして6月頃まで釣れ続きます。
でもこの雄の固体が曲者なんです。
きびなごルアーでは飲み込まれる前に合わせを入れないとラインブレイクします。
長く居つく為学習してスレていますし、ベイトに付いていますので
そのベイトしか見向きもしなくなる偏食状態となっているからです。
こうなったらもうどうしようもありません。
そして唯一残された釣り方が生き餌の泳がせ釣りなのです。
ベイトが3~5センチほどのトウゴロウ鰯やカタクチ鰯の時は
網で掬って泳がせれば100%の確率で喰ってきます。
このベイトを掬うのがけっこう難しいんですよ。
常連の名人達の得意な釣り方ですね。
引き釣りやきびなごルアー、浮き釣り等と比べて
比べものにならないほど釣果に差が出ます。
はっきり言って私も太刀打ちできません。
こちらが1本釣る間に二桁は釣るというほどの差です。
夏タチウオの数釣りとは比較にならない醍醐味があります。
ただ、この鰯等を確保するのが大変で網で掬うのも技術がいるし
鰯が浮いてこなかったら処置なしとなってしまいます。
そんなときは生き餌なら釣具で販売している銀白も喰ってきますから
予め用意しといたほうがいいかもしれませんね。
過去になんと金魚も喰ったという実例もあります。
そんな最強な泳がせ釣りですが、これも通用しない時があります。
捕食しているベイトが1センチ足らずの小さなベイトのとき
いわゆるシラスパターンに陥ってるときはこの釣り方もお手上げになります。
このとき有効な釣り方がマッチザベイトを演出した
アジング用のワームを使ったアジングタックルで挑むやり方なのですが
フッキングを確実にする為、ジグヘッドじゃなくシラスワームのチョン掛けです。
アジング用のジグヘッドではフッキングが難しく
最低でも指3本の固体ですので抜き上げもできず
そして細ラインですので切られまくるのが難点です。
とにかく細仕掛けですのでヒヤヒヤもんで、飲み込まれたら一発で切られます。
とにかく、夏タチウオと違って春タチウオを数釣りするのなら
それなりのスキルが必要となりますので
状況に合わせていろいろと釣り方を変えてみて挑んで下さい。
前半はドラゴン級の指4本90センチ強のでかいタチウオが釣れますので、
ワイヤーを使わない場合はリーダーは8号以上を使った方が取りこぼしがないです。
10号でも掛かりどころが悪いと簡単に切られます。
ロッドはエギングロッドを代用していると痛い目にあいますので
ちょっと固めのMクラス以上のロッドを使用したほうがいいでしょう。
タモは必ず用意しといて下さい。
抜き上げ時は無理と思ったら迷わずタモで上げて下さい。
私は何度も無理をしてバラシていますから。(笑)
あと、これは必ずやってもらいたいことがあります。
使用するケミホタルなのですが
これをベイトの大きさに合わせて使い分けて下さい。
サイズに合わせてケミホタルの位置も変えましょう。
ちなみにサイズ-10センチで私は取り付けています。
50サイズなら針から40センチのとこって感じです。
50サイズを筆頭に37~25~20サイズを使い分け
シラスパターン時にはちもとホタルという
最小のケミホタル(13mm)を使うことをお勧めします。
ケミホタルを使ってマッチザベイトを演出するというわけです。
もちろんカラーチェンジもエンドレスバイトを誘うには有効ですので併用して下さい。
これをするかしないかではホンとに釣果に差がでます。
ただ、ケミホタルに突進してきますので切られるリスクもあることもご承知下さい。
そんな春タチウオの攻め方・釣り方なのですが
指4本~5本のタチウオが釣り方によって20本以上の数釣りができますので
クーラーが重くて持てない状態になるのが春タチウオです。
今年は春タチウオに皆さんも挑戦してみて下さいネ。
後半になると雄の指3本サイズが混ざるようになります。
さあ~今年はどの港に入ってきますかねぇ~
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頑張って太刀魚を釣り上げますので
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コメント
昨夜、太刀魚調査に行きましたが完敗に終わりましたよ(笑)
投稿: ココア | 2017年2月 3日 (金) 11時57分
ココアちゃん
おはようございます。
太刀魚調査ご苦労様です。
昨日は結局身動きがとれませんでした。
今日もバタバタしてますが
合間合間に港に行ってみようと思います。
投稿: 風来坊 | 2017年2月 4日 (土) 08時03分